【事業報告】落書き防止・抑制のためのペイント事業第2期完成！

茅ヶ崎中央IC 交差点西側と西久保橋東側地下道では、近年落書きの被害が目立ち、治安や景観を損なう要因となっていました。

平成28 年度から茅ヶ崎市とNPO 法人湘南スタイルとの協働事業（平成29 年度までの2 か年事業）「落書き防止、

抑制のためのアートペイント事業」を実施し、平成30年2月に第2期の西久保橋東側地下道のアートペイントが完成しました。

アートペイント実施前の西久保橋東側地下道

アーティストの紹介

YUSEI SAGAWA ／佐川友星

PROFILE

1986 年生まれ、福島県福島市出身。
10 代後半にグラフィティ・ストリートアートに影響を受け表現の道を歩む。フリースタイルを重視したライブペインティングでそのスキルを磨き、和・自然・そしてデジタル感を取り入れたアブストラクトなスタイルで描く。
茅ヶ崎市美術館での作品展を成功させる他、茅ヶ崎市立小学校でのワークショップ、ムラサキスポーツの壁画など、茅ヶ崎市との親交も深い。同時に、コマーシャルデザインのアートディレクター・デザイナーでもあり、大手企業広告などを多数手がける。
また、アート集団「輪派絵師団」の一人としての顔も持ち、多くのアートワークを手がける。

Yusei Sagawa is a Tokyo based creator and art director. His work versatility includes murals, advertisements.
Yusei produced many corporate ad and art projects as a member of art group, Rinpaeahsidan.

HP : yuseisagawa.com
Instagram : @yusei_Sagawa

アートペイント

CONCEPT

茅ヶ崎に残る河童徳利伝説をテーマに、自分のスタイルである抽象表現を組み合わせて描きました。
トンネル中央の2 体のキャラクターは、『河童』と『おちょこ』をかけ合わせており、その両脇に広がる抽象的なラインは、
左手側が『光（おじいさんと馬のあおが過ごした希望ある日常）』、右手側が『闇（酒に溺れ迷うおじいさんの精神世界）』をイメージしています。
壁画として周囲の環境を見て感じ、色味や空気感を大事に描きました。
また、現場でのペイント中に、道行く地元の方々からのお言葉や会話の中からヒントを頂きながら制作にあたりました。