ヘルパーえびけん_sc
理事

海老名 健太朗

えびな けんたろう

NPO法人湘南スタイル理事

えびな湘南地域研究所所長

あなたの生い立ちや仕事、地域活動に参加するまでの地域との関わりを教えてください。

1972年、千葉県松戸市に生まれ、5歳の頃に神戸に移り、大学進学までは神戸で過ごしていました。1997年に中央大学法学部法律学科を卒業し、第一生命保険相互会社(現、第一生命保険株式会社)に入社し、4年間は、保険料に関する事務システムやルールづくりを行う部署で働いていました。

2001年、財団法人松下政経塾(現、公益財団法人松下政経塾)に22期生として入塾、2年目の初めに、茅ヶ崎商工会議所より中心市街地活性化のための検討委員を松下政経塾に出してほしいとの依頼に、手を挙げ、松下政経塾より派遣されたのが茅ヶ崎との関わりの始まりでした。

その後、茅ヶ崎アロハ委員会の初代委員長、作曲家の山田耕筰の顕彰活動、スペシャルオリンピックスin茅ヶ崎、茅ヶ崎ユニバーサル音楽祭、湘南祭、「ふれあい朝日」の編集など様々な活動に関わっております。

湘南スタイルに参加をしようと思ったきっかけを教えてください。

茅ヶ崎商工会議所での中心市街地活性化検討委員会で活動をしているときに、大学の先輩でもある藁品孝久氏(現湘南スタイル理事長)より声をかけられました。
藁品孝久理事長のNPO活動にかける思いや理念に惹かれて、「NPO法人湘南スタイル」設立前から関わることになり、2015年度から理事として活動していくことになりました。

参加をしてみて、地域に対する考え方や仕事など、何か変化はありましたか?

私は、2001年から茅ヶ崎市民ということで、外から茅ヶ崎を眺めていたことになり、正直なところ、サザンや加山雄三の音楽やサーフィン文化というイメージのみでした。

しかし、NPO法人湘南スタイルに参加して、音楽、演劇、詩など様々な文化人の存在や、里山の風景といった魅力や、生活を楽しんでいる方が多いということを知ることができ、多くの人とのご縁をいただいたことから、より豊かなイメージを抱くことができ、それを発信できたらという思いになりました。

あとは、関西にいたころは歩くのが早かったんですが、こちらのアロハを着て過ごしているスローな雰囲気のおかげで遅くなってしまい、関西に帰省すると抜かされてしまうほうが多くなってしまいました。

あなたが考える理想の地域・活動を教えてください。

NPO湘南スタイルの理事としては、当NPOが音頭を取って、地域の様々な方々(市民・民間団体・民間企業・行政などの公的機関)を巻き込んで、みなでこの“茅ヶ崎”を“湘南”を面白くしながら、それぞれが『利(精神的・金銭的)』を得ることができる活動を展開できる地域にしていきたいと思います。

一つの目標に向かって、多様な立場の人たちが力を合わせて進んでいく、それをNPO法人湘南スタイルがマネジメントやコーディネートして進んでいくことができればと思っております。

私個人としては、仕事は仕事で一生懸命こなし、“おもしろい”と思った地域活動に関わりながら、オフはスローに過ごすことができる地域で活動していくことができればと思っています。