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西村 誠

にしむら まこと

あなたの生い立ちや仕事、地域活動に参加するまでの地域との関わりを教えてください。

生まれ育ちは逗子。
大学卒業とともに上京一人暮らしを始め、中堅ゼネコンマンとして礼拝所・地下鉄駅舎・高層マンションの現場監督を10年務める。
32歳の時、ゼネコンの将来を悲観して退職を決意。先輩から『一度きりの人生、子どもがまだ生まれていない、住宅ローンを抱えていないなら、辞めてチャレンジしてみな』という言葉に背中を押され退職。退職前、使える人脈を想定して辞めたものの、やはり今まで付き合ってくれていた人脈は、会社の名刺あっての人脈であるということを、今更ながら知る事となる。

色々考える中で自分がどの立ち位置なら輝けるかを考えた。商工会議所青年部、青年会議所など所属できそうな団体はいくつもあるが、すでに体制が出来ており、自分の魅力を出すのに不向きであると判断。
何かまだ立ち上げきってない団体はないかとインターネットサーフィンをしてる中で、NPO法人湘南スタイルが地域WEBをつくるメンバーを募集してることを知り、理事長の考えに感銘を受け入会を決意。以降10年間会員として参加。
都内へ働きに行っていた自分とは無縁の地域活動に従事することで、地域との関わり、次第にいろんな方面で声をかけて頂く機会が増え、それに合わせて仕事を頂けるような人間になってきて、現在に至る。
今はその人脈を駆使して新たな市民活動をしようと画策中。

湘南スタイルに参加をしようと思ったきっかけを教えてください。

建築業は年単位で大きなお金が動くので、軽い付き合いをしても仕事を頂けるとは思えなかった。当初は人脈拡大を意識して、しっかり長く参加できる団体を探していた。
ネットサーフィンする中でこの団体を知り、自分のスキルをもって何かお手伝いをすることが出来るのではないかと入会を決意。経営者の大先輩である理事長の近くで自分に合った経営スタイルを学びながら、地域活動との関わりを学べる機会を多く得た。
この団体に所属して市との協働事業や自主事業など、仕事では決して得る事の出来ない経験を多くさせて頂いる。人脈拡大を意識していたが、事業開発や団体運営をするうちに地域課題解決に興味がシフト、それと同時に勝手に人脈が拡大されていき現在に至る。

参加をしてみて、地域に対する考え方や仕事など、何か変化はありましたか?

市役所との協働事業など自分が参加をしてみて、もっと地域プレーヤーを増やしたいと思いました。
地域課題はそれこそ沢山あるので、自分でアクションして地域課題を解決することができる地域プレーヤーを増やすことが、その地域をよりよいものに出来る近道であると知った。それと同時に市議会議員にならくとも地域課題は解決でき、仕事の中にも地域課題の解決を軸にすることが出来ることも学んだ。

あなたが考える理想の地域・活動を教えてください。

いろんな地域プレーヤーがことあるごとに集結して、その時その時で建設的な意見をもって楽しみながら地域課題を解決していき、それが自分の仕事に自然につながっていくような社会を目指したいですね。
また、子ども達が次の地域プレーヤーになるような活動をしたいと思っています。