Atelier CLARTE ガラス工芸作家「福井光子」さん

【プロフィール】
東京生まれ
女子美術大学造形学部造形学科卒
ベルギー人工芸家A・カルペンティール氏に師事
アトリエ クラルテ、アートサロン・ハーモニーを主宰
バーナーワーク、サンドブラスト、エッチングなどの技法でガラス作品を制作
Q「一番最近の作品は?」

未発表の作品 『stripe』(縦40mm 横23mm 厚み10mm)
「ビーズクロシェ"を添えて一層華やかに仕上げました」
『HARMONY展』にて発表
5月1日~17日 葉山セレクションギャラリー ◎詳細はEventsコーナーにて!
Q「特にお気に入りの作品はありますか?」

沖縄の伝統的なモチーフをサンドブラストした『冷酒グラス』
(直径70mm 高さ80mm)
「沖縄で出会った『金細工(かんぜーく)またよし』の七代目、又吉健次郎氏の作品展に参加させていただいた時、承諾を得て制作したものです。琉球王朝時代、婚礼の儀で使われた装飾品がモチーフとなっているので祝いの席などに最適と特に沖縄の方々に喜ばれています」

Q「この作品で特に苦労した点はどんな事ですか?」
宇宙を表現する『luna』(直径37mm 厚み19mm)
「この小さな空間の中に立体的に宇宙を表現してみたかったのです。この作品は特に"月"をイメージして試行錯誤しながら作り上げました」
Q「ガラスを始めたきっかけはなんですか?」
「15歳から油彩を学びはじめました。先生のお宅にはベネチアングラスやボヘミアングラスの花瓶が沢山ありそれに花を生けてモチーフにすることがよくありました。ある時、お花を一所懸命描いたつもりだったのですが"花瓶の描き方が上手ですね"と誉めてくださったのです。それからガラスが大好きになりました(笑)」
Q「どんな場所で制作していますか?」
「自宅の一部(クローゼットとも言う)を自ら改造したコンフォータブルなアトリエ(苦笑)」
Q「影響を受けたアーティストはいますか?」
「"ガラスは100年後も残りますよ、あなたが死んだ後もあなたの作品は残り人々が鑑賞します。だからしっかりとした作品を作りなさい"師匠でもあるカルペンティール先生の言葉がいまも心に残っています」
Q「息抜きはしますか?どんなことですか?」
「スキューバーダイビングを夫婦で楽しんでいます♪それから園芸にもはまっています」
Q「デザインのヒントなど、どこでどんな時に見つけますか?」
「海の中で魚や珊瑚など水中の様々な生物を間近に見たとき"自然の創造物にはかなわない"とその色の鮮やかさ、形のおもしろさにはいつも感嘆してしまいます。それは花などの植物にも通じるもの。そんな自然の生き物たちからインスピレーションを受けていると思います」
Q「心情といいますか、自分でこれだけは...というこだわりはありますか?」
「ガラス工芸と一言で言っても作風は様々です。アールヌーボー時代のランプシェードに代表される不透明なガラスもありますが、わたしは透明でクリアなガラスに拘りを持っています。クラルテというアトリエ名もフランス語で透明です。光という意味もあります。キラキラとした物が好きなのは私自身の名前"光子"からくるのかもしれませんね(笑)」
Q「その他、アピールしたい事はありますか?」
"ART SALON HARMONY(アートサロン・ハーモニー)"について
「ジャンルの異なるアーティストが集い美しいハーモニーを奏でる。と言うイメージで始めました。アーティスト同士の交流を目的とし、お互いに刺激を受けて作風が広がればいいなと思っています。その一つの試みとして『逗子文化プラザ市民交流センター』にて毎月様々なお教室を開催しています。講師をしてくださっているアーティストが違ったジャンルのお教室に生徒として参加することもありますし、初めて習いに来た方の中に"先生"がいらっしゃることもあります。そこでお声を掛けてまた新しいカリキュラムが増え、アーティストの輪も広がっていきます。もちろん、皆様にものづくりの楽しさを味わっていただきたいと言うこともお教室の大切な目的です。少人数制でアットホーム。それぞれ専門の講師が手取り足取り丁寧にお教えしています。今後ものづくりに限らず音・食・体など色んな方面で展開して行きたいと思っていますのでどうぞよろしくお願いします。」
"葉山芸術祭 HAYAMA ART FESTIVAL 2008"参加
4月19日~5月11日 参加店多数、各々趣向を凝らした展示やワークショップなど展開。◎詳細はEventsコーナーで。
追記URL:
投稿者:さくら工房『Atelier CLARTE アトリエクラルテ』
http://www.clarte.jp/
『金細工かんぜーく またよし』
http://www.geocities.jp/kanzeiku/