地中海に面した北アフリカのモロッコはスペインともお隣の国。
しかし、アンダルシアの港町からジブラルタル海峡を渡るだけで、まるで違う文化が広がっているのは本当に不思議な思いです。
モロッコは、魚介類や野菜のとても豊富な国でもあり、ミントや香菜などのハーブとスパイスを上手に使ったクスクスやタジンなど、しっかりしているけれど辛くない料理が特徴です。
今回ご紹介するのはモロッコ風のシンプルなサラダ。
「チェルムーラ(chermoula)」という、季節の野菜をレモンやオリーブオイル、パセリ、香菜、ニンニクなどで和えた、酸味の強いサラダです。魚のソースにするのが一般的な使い方ですが、野菜と和えることもしばしば。カボチャや人参などの甘みのある野菜を使うと、バランスが良いようです。
まず、ドレッシング代わりのチェルムーラを作ります。
すり鉢で作ると便利。
ニンニク2片、粉のパプリカとクミンを小さじ1/2ずつと塩少々をすり鉢にいれてよく混ぜます。
ニンニクが細かくなったら、パセリと香菜のみじん切りひとつかみずつと胡椒少々、レモン1個分のレモン汁とオリーブオイル大さじ1を加え混ぜ、小鍋に移して1度沸かします。
味を見て、酸味が足りなかったらお酢を少々足しましょう。
香菜が苦手な方はパセリだけにしたり、セロリの葉を加えてみてもいいかもしれませんね。
野菜はお好みで。
人参やカボチャならばさっと塩ゆでします。
茹で上がったら、あらかじめ作っておいたチェルムーラソースと和えて頂きます。
サラダというよりはスパイシーな酢の物のイメージです。
レモンをしっかり効かせて、食欲の落ちがちな暑い日の小鉢にいかがでしょうか。