今回の「わたし流湘南スタイル」は抽象画家の川城夏未(かわしろなつみ)さん。
暑さの中にもかすかに秋の気配がただようころ茅ケ崎・南湖のアトリエへうかがった。
凡人にはなんとなくわかりにくい抽象画を描くアーティストの頭の中をのぞいてみたい、いつもどんなことを考えながら描いているのだろうか?などと興味津々で。
アトリエは美術教室を兼ねているため、入口にはやさしいモニュメントがそこかしこに。かわいい鯨のサインボード。いくつもの水滴をイメージした造形物。陽射しが透過しキラキラしている。
川城さんが一番気に入っている空間、そのアトリエで話しをうかがった。
「2、3歳頃から絵は好きで、描くのも好きでしたね。その頃は描くといっても落書きのようですけど。両親も絵は好きでした。それでわたしが、部屋の隅っこのほうで、いつまでも絵を描いていたのも、なんとも言わずに、描かせておけば、という感じでしたか。それに小さい頃から、いろいろな美術館へ連れて行ってくれましたね。まーぁ、美術館というところは小さな子供にとって、そんなに楽しいところじゃないと思いますけど」といたずらっぽく微笑む。
小学生のときはポスターなどコンクールでよく賞をとったり、図工も好きだったという。
絵の世界へ進む大きなきっかけは中学生のとき。
「美術の先生が、いい絵を描いているね、っていってくれたことです。それがすごくうれしかったのを覚えています」
「自分の心の中に、思い浮かべたものを描く、例えば、浜辺の風景、空、流れ星とか・・・
集中して絵を描いていることが、好きでしたね」
それで、将来もそうしたことができたらいいなと、漠然と思っていたそうだ。
茅ケ崎に生まれ、小中は茅ケ崎、高校は藤沢へ。
「なぜかというと、それは、当時大船に美大受験の予備校があったからです。それでその予備校へ行きたかったんですねぇ、藤沢の高校なら近いから、通えると思ったのです。いま思えば不純な動機ですかね」と笑う川城さん。
1年浪人して、女子美術大学の洋画科に進学。
「女子美の1、2年は普通の勉強もしますよ、そして午後から製作にかかるんです。
2年まではモチーフを与えられたり、モデルさんなどの、課題を与えられて、それを描くということです。でもわたしは、高校の時から、美大受験用の予備校で、それに浪人中も同じようなことをずーっとしていましたから、抽象に興味があって、はやくその勉強がしたかったので、モデルさんに背を向けて抽象の絵を描いたりしていました。だから美大の頃はいい学生ではなかったように思います」
そうした中、ついに担当教授が、「君は自分の絵を描いていいよ」といってくれたとのこと。こうして川城さんは自分の世界の絵に進むことになる。
川城さんは、女子美に在学中でも、2年間、東京藝術大学へ受験し続けたという。芸大への憧れはなみなみのものがあったようだ。希望は叶わず、結局、女子美を卒業することに。そしてさらに1年浪人(院生浪人)して、ようやく憧れの東京藝術大学大学院油画科へ進学することになる。
「はやく自分の絵を描きたいということですから、わざわざ芸大へ進学せずとも作品を描いてもいいのではありませんか」と聞いてみた。
「それは・・・、実は一番の理由はアトリエのスペースがほしかったんです。女子美もそうですが、芸大も、製作するスペースが与えられるんですね。これはとても大事なこと。
卒業すると制作する場所がないため、あきらめて創作活動やめていく仲間たちのなんと多いことか。みんな狭いところで苦労して制作していますね。ですからわたしは、作品を生み出すためにはスペースが必要なんだ、と思っています」
川城夏未さんの作品展示会が
東京銀座・Oギャラリーで4月6日(日)まで開催中だそうです!
川城 夏未 展
KAWASHIRO, Natsumi
Oギャラリー
銀座1-4-9 第一田村ビル3F
03-3567-7772
2008.3.31(mon) - 4.6(sun)
OPEN 12:00 - 20:00
日曜のみ 11:00-16:00
「赤」の世界をのぞいてみたいですね。
投稿者:ワラシナアユミBurnetさん
書き込みありがとうございました。
昨日は、爆弾低気圧が急速に発達し、北海道は大変でしたね。
4月に入っての暴風雪、春がしばらく遠ざかったようで、
Burnetさんのかわいがっているハーブの苗たち大丈夫だったか心配です。
川城さんの抽象画、ロウの混ざった独特の赤に圧倒されます。
絵を見ているとさまざまな想いが心の中に湧き上がってくるのは不思議ですね。
明日、展示会へ行ってきます。
ハーブくまさん おはようございます。
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赤色には今 興味津々で 早速拝見してきました
色が柔らかいなぁと思いましたら
綿布に描かれているのですね
まるで、草木染の発色のようでした。
素適な彩色です。
昨日の嵐が嘘のような今朝の釧路ですが
ドッサリと降ったこの雪はいつ融けるのだろう何て
庭を見つめています。
Burnet
投稿者:Burnet